立田山
2007年 12月 19日
熊本市に立田山という、市民に親しまれた小さな山が有ります。市民の公園のようです。その立田山の山茶花の画像が先日届きました。友人は寒くなり、登山が難しくなったので、近くの立田山に登った様です。
立田山には熊本城主細川家の菩提寺-泰勝寺が有ります。細川忠興ガラシャのお墓が有るお寺です。
この立田山に歌手の水前寺清子さんが作った老人介護施設が有ります。母を一人で里に置いておけなくなり、どこか良い施設を探していました。弟は立田山に有るその水前寺清子のケアーハウスが良いと言いました。弟の家がその立田山の丁度真下に有るからです。
母は「私、演歌が嫌いなのよ。熊本の夏も暑いから・・・」と嫌がりました。結局、母は阿蘇から出たく無かった様です。母の句に
夜を燃ゆる野火に佇つ吾も阿蘇女
ひとはいさ知らずわが阿蘇わが花野
と、最後まで阿蘇にこだわっていたようです。
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oshibana1997 at 2007-12-19 22:22
お母様のお人柄が偲ばれる句ですね。
二番目の句が好きです。
二番目の句が好きです。
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oshibanayoshimi at 2007-12-19 22:40
oshibana1997様、わがままで頑固な母でした。最後はどう過ごさせたら良かったのか・・・未だにモヤモヤしています。
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nonbirimay at 2007-12-20 10:24
長年住み慣れた家を出るのは寂しいでしょうね。
私もいずれは同じようになると思うとお母さんの気持ちが良く分ります。
私もいずれは同じようになると思うとお母さんの気持ちが良く分ります。
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oshibanayoshimi at 2007-12-20 15:26
nonbirimay様、すぐに自分に降り掛かって来る問題です。年老いてから、どう過ごすか考えておかねばなりません。
by oshibanayoshimi
| 2007-12-19 21:57
| 故郷便り
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Comments(4)