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野焼き

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野焼きの画像が届きました。勇壮な阿蘇の野焼きです。この野焼きが終わると、阿蘇の緑が蘇り、沢山の花々が咲き始めます。
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 昔は母と野焼きの俳句を作るべく、何度も何度も吟行に行きました。県外の俳人も沢山貸し切りバスで来られます。只、天候によって、行われたり、突然、中止になったりします。夜を徹して、燃える野火もあります。その恐ろしさは、夢に出て来る程です。
4番目と5番目の画像に小さく野焼き衆が見えますでしょうか? 人間の大きさと比較して、野火の高さや凄さがお分かりになると思います。

 幾十の 山焼く煙 裾野より
 遠野火は さみしと独り はなれ行く
 女われ 野焼き汚れを 気にしつつ
 大山火よりおこりたる 音と風
 ことしまた 野火新しく うつくしく

 母は数えきれない程の野焼きの句を残しています。上の5句はほんの一部です。
Commented by nonbirimay at 2008-03-03 22:29
壮大な阿蘇の野焼きは見応えがあるでしょうね。
私は俳句をやりませんが 俳人が貸切バスで来るのが解ります。
一度見てみたいです。
Commented by oshibanayoshimi at 2008-03-03 22:39
 nonbirimay様、最近では、人が居なくて、規模が小さくなっている様です。この時期、連なった山々、重なった山々の様子を「波多辺八里ーはたべはちり」と言いますが、波多辺八里のあちこちから野焼き煙が上がっています。この後、末黒野に黄スミレが星のように咲きます。
Commented by juju3291 at 2008-03-04 07:45
★元気ばば★
こんな場所にも人が入っていいのですか?
私も見たいです。
Commented by oshibana1997 at 2008-03-04 08:07
豆粒程の人が見えます。近くで見ると、自分の背丈の何倍もの高波が襲って来るようなもので
それはそれは恐怖でしょうね。
お母様の三番目の句、音と風から、夢に出て来る程の恐さが解ります。 
この後の芽吹きも目に見えるようです。もうすぐ春ですね。
Commented by oshibanayoshimi at 2008-03-04 10:31
元気ばば様、この人達が、野火を巧みに操って、山を焼いて行きます。この時期、まわりの里や町には野火埃が降って来ます。洗濯物が干せません。
Commented by oshibanayoshimi at 2008-03-04 10:33
 oshibana1997様、野焼きの後の、末黒野(すぐろの)に、お見せしたい黄すみれが沢山咲きます。かわいいかわいいすみれです。
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by oshibanayoshimi | 2008-03-03 21:09 | 故郷便り | Comments(6)

押し花の事、毎日のご飯の事


by oshibanaobasan