人気ブログランキング | 話題のタグを見る

黄菅

黄菅_d0105063_13332391.jpg

  毎夜毎夜の熱帯夜、眠れぬ日々を過ごしておられる方々に・・・・・
故郷阿蘇の涼しい風景をお届け致します。山はもう秋のようです。「黄菅」です。夕方から開花しますので、「夕菅」とも呼ばれます。
黄菅_d0105063_13382092.jpg

黄菅_d0105063_13384071.jpg

黄菅野に入るべくもなし萱深く  扶美   (きすげのに  いるべくもなし かやふかく)
星一つ二つ黄菅の花揺るる  扶美   (ほしひとつ  ふたつきすげの はなゆるる)
一と夜さの夕菅の花美しき   扶美   (ひとよさの  ゆうすげのはな  うつくしき)

里の母は俳人でした。田舎の田舎の山奥に暮らしておりましたが、高浜虚子先生、星野立子先生 父子に大変可愛がられ、熱心に勉強しておりました。阿蘇という環境にも恵まれ、雄大な景色を沢山俳句にしました。初めての句集が「黄菅」です。黄菅は母の花と勝手に思っています。
  夕べ、故郷の友人が、懐かしい夕菅の画像を届けてくれました。有り難うございます。
Commented by Happyばあば at 2008-07-28 15:26 x
黄菅・・これはよく聞くニッコウキスゲと同じなのですか?
ふつうなら元気よく感じる黄色ですが、
なんとも涼やかですね。
お母様この阿蘇の自然を愛していらっしゃったのでしょうね。
句材には困りませんね。
いつも写真を届けてくださるいいお友達がいらっしゃってお幸せですね。

昨日偶然にもTVで、DOYO組とおっしゃる美しい2人組のお嬢さんが
阿蘇、小国近辺の大自然の中で、四季を通じて撮影した音楽番組がありました。
たくさんの童謡をこの写真のような所やいろんな所で歌っておられましたよ。
あらためていいところだな~~と感激したものです。
Commented by oshibana1997 at 2008-07-28 16:37
心と頭のスイッチを切り替えて
自然の中で、一週間だけ過ごしたい。
そうしたら又、スイッチを切り替えて
今の生活に戻ったら、きっと何かが変わるかも・・・
そんなふうに思いながら、眺めました。
Commented by weloveai at 2008-07-28 17:39
黄菅は夏の季語ですか?
オレンジ色の黄菅は、暑く感じますが、この黄色は さわやかですねー
夕刻から咲き始める 月見草も お月さまの色ですね


Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-28 21:07
happyばあば様、どちらもユリ科ワスレグサ属ですが、ニッコウキスゲは近畿以東、ユウスゲは本州四国九州に咲くそうです。
黄菅の方が黄色いと思います。
広島では、その番組は見えませんよね!!!
Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-28 21:08
oshibana1997様、そうですね!!!  母の家が空っぽで残っています。
いつか、一緒に行って、花採りしたいですね!!!
Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-28 21:11
weloveai様、ニッコウキスゲに比べると、薄い黄色です。
多分、秋の季語です。ホトトギス俳句の場合、季語は少し、現実とずれが有ります。
山で見ると、本当に涼やかな色です。
Commented by nonbirimay at 2008-07-28 21:18
こちらではニッコウキスゲが有名ですがオレンジぽい色です。
阿蘇のキスゲは真黄色で清楚な感じの花ですね。
Commented by Happyばあば at 2008-07-28 22:16 x
昨日の番組はNHK教育で3時からしていました。
今確認しましたがそれが既に再放送とか
童謡でつづる四季「阿蘇と天草絶景にのせて」という番組でした。
早く気が付いていればお教え出来たかもしれません。
今度からは気をつけて見ておきますね^-^
Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-28 22:59
nobirimay様、夕日が沈む頃の黄菅の草原は、とても良いです。夕方から、オムスビを持って、夕菅を見ながら、お夕飯を食べていました。
Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-28 23:02
happyばあば様、そんな番組が有ったのですね!!!
見たかったです。残念でした!!!
お気遣い、ありがとうございます!!!
Commented by oshibana1997 at 2008-07-29 14:04

>夕方から、オムスビを持って、夕菅を見ながら、お夕飯を食べていました。 
おばあちゃんになって、自由な時間が出来たら是非そのように暮らしてみたいものですね〜。
今でもやってやれないことは無いのにやらないのは、心に余裕が無いからでしょうか? 
ターシャ・チューダーは日々の生活を楽しんだ方です。
見習いたい。
Commented by oshibanayoshimi at 2008-07-29 15:12
oshibana1997様、数年前、親戚の都会生まれのお嫁さんを、母がオムスビと焼いた塩鯖、卵焼き、沢庵を持って、夕菅を見に連れて行きました。彼女、そのオムスビと、塩鯖が忘れられないと、いつもいつも言ってくれます。
一度、一緒に、こんな事、しましょうね・・・・・!!!
キット、実現させましよう!!!
名前
URL
削除用パスワード
by oshibanayoshimi | 2008-07-28 13:55 | 故郷便り | Comments(12)

押し花の事、毎日のご飯の事


by oshibanaobasan