おふくろの味
2009年 01月 15日
明日、1月16日はこちらの母の命日です。花屋さんでちょっとおしゃれな供花にしてもらい、お墓参りに行って来ました。だれか、すでにお参りに来たようで、供花がきれいでした。(隣の隣に住むネロ様の妹君でしょう。)
寒いし、ネロ様の母上の命日も近いので、おふくろの味中のおふくろの味、『粕汁」を作りました。ネロ様、大喜び!!! この粕汁、そんじょそこらの粕汁と全く違う粕汁なのです。誰が考えたか、何処の地方のものか分かりません。ただ、こちらの両親のご先祖様は和歌山県の新宮と言う所と聞いていますので、もしかしたら・・・・・・です。お汁の中身は、拍子木切りの大根とコンニャク、塩鯖もしくは塩鮭もしくは塩鰤の切り身です。大根とコンニャクはあらかじめ、ダシと砂糖とお醤油で煮て、味がついています。お魚は2cm角に切って、霜降りにしておきます。中身の無い薄味の粕汁を作り、仕上げに大根コンニャクの煮た物を汁ごと入れます。霜降りしたお魚も入れて、一煮立ち、味を整えて完成です。正直、初めて食べた時は、ビックリしました。この粕汁を食べた人は、好き嫌いがはっきり別れます。これを大喜びで食べてくれたのは、こちらの父とネロ様の妹君の姑様です。我家に来られたお客様も「旨い!」とはおっしゃいませんでした。ネロ様、6人兄弟妹中5人はこの粕汁が大好きです。
私は山の中の田舎育ちなので、お魚の入ったおつゆと言う物が・・・苦手です。そこで、少し生姜を落として食べてみましたら、これならOKです。